菊池観光協会では、戎光祥(えびすこうしょう)出版より2026年1月に刊行された『図説 菊池一族――戦乱の九州で信念を貫いた雄族の栄枯盛衰』の販売を始めました。
歴史解説書
『図説 菊池一族――戦乱の九州で信念を貫いた雄族の栄枯盛衰』
菊池一族の歩みを、最新の研究成果をふまえて年代形式でわかりやすく解説した一冊です。
菊池をめぐる前にその歴史を知るための一冊として、散策の記念の品としてもおすすめです。菊池の歴史を知りたい方、歴史ファンの皆さまにもぜひ手に取っていただきたい書籍です。
・書名:図説 菊池一族――戦乱の九州で信念を貫いた雄族の栄枯盛衰
・編著:阿南 亨(戎光祥出版)
・体裁:A5判・168頁
・価格:2,200円(税込)
菊池観光協会のカウンターでもお買い求めいただけます。ぜひお手に取ってみてください。
菊池一族
熊本県の北部、現在の菊池市を中心に、平安時代から室町時代後半まで肥後を中心に活躍しました。
蒙古襲来絵詞、太平記など、名だたる書物にその足跡を刻んでおり、中央にまでその名を轟かせた九州の一大豪族でした。
菊池一族の大きな魅力は、その誠実さで、代々朝廷の忠臣として奮闘し、たとえ不利な立場になったとしてもその信念を覆すことはなく、一途に志を貫き通したのでした。最盛期の南北朝時代には、全国的な北朝有利の状況にあっても南朝の雄として最後まで戦い抜き、その愚直なまでに信義をつらぬく姿勢は、後の世にまで語り継がれることになりました。
養和の内乱(ようわのないらん)では平家の九州支配に抵抗。
文永・弘安の役(ぶんえい・こうあんのえき)、いわゆる蒙古襲来(もうこしゅうらい)では博多湾の防衛に奮戦。
鎌倉幕府滅亡から南北朝の動乱にかけては、征西将軍・懐良親王(かねながしんのう)を支え、日本三大合戦の一つ「筑後川の戦い」を制し、大宰府に征西府を樹立して黄金期を築きました。
やがて室町・戦国の世の流れのなかで衰退していくその栄枯盛衰は、まさに中世九州の歴史そのものといえます。











