菊池一族と菊池市

菊池一族は中世平安時代から、室町時代の後半まで約450年に渡って熊本県菊池地域を中心として活躍した豪族です。

源平合戦や元寇など日本史上の有名な戦いにも参加し、元寇では、蒙古襲来絵詞にその勇姿が描かれています。

その長い歴史の中で、最も菊池氏が隆盛を誇ったのは後醍醐天皇(南朝)と足利尊氏(北朝)が争った南北朝時代です。

中央の分裂は九州にも及び、菊池氏は懐良親王(かねながしんのう)を征西将軍に戴き南朝方として北朝方と戦い、北朝方を破り12年間に渡って九州を統治します。(当時南朝方優勢は九州のみ)

しかし、時代の流れに抗しえず、菊池へと戻りその後は貿易や文化の面に力を傾けることになります。

そして、戦国時代・下剋上の時代へと時代が向かう中で、菊池氏は守護職を失い、一族繁栄の歴史は幕を閉じます。



熊本県の菊池市隈府(わいふ)は、古くは肥後最大の豪族菊池一族の本拠地として栄えていました。南北朝の動乱期を乗り切った菊池氏が全盛を誇った時期に、肥後・筑後の二カ国の首府として栄え、肥後の都としての繁栄を保ち続けました。菊池の里の中心を流れる菊池川は、豊かな日後の自然と文化を育ててきた県北最大の川です。菊池一族の繁栄も、この川を優先的に利用できたところにあるといえるでしょう。

菊池市深川には、菊の池と呼ばれている池があります。この地には初代則隆公の本拠の館があったとされています。

その他、市のあちらこちらには今も数多く菊池一族を偲ばせる史跡が残っています。菊池氏の隆盛に思いを馳せながら、市中を散策してみるのも良いでしょう。



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2010/2/19 16:11 [ 21936hit ] 
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