北福寺五輪塔

市指定文化財<建造物> 指定日:昭和41年4月15日


五輪塔は下方から、方(四角)、球(円)、三角、半球、宝珠形の五輪を積み上げ、地・水・火・風・空の五大を表したもので、卒塔婆(そとば:供養迫善のため墓に立てる上部を塔形にした細長い板)の一種である。各輪に1字ずつ梵字が刻まれる場合が多く、ほかに造立の趣意、紀年、施主名などが地輪に刻まれていることがある。密教に由来し、平安中期頃から供養塔・墓塔として用いられている。


北福寺の五輪塔は高さ117cm、基礎15cm、地輪31.4cm、水輪28cm、火輪21cm、風・空輪21.5cmの一基で、水輪に梵字が刻まれている。正面に「建武二年八月七日未時、當山院主藤原力丸 生年十三入滅」とある。建武2(1335)年は、13代武重が足利尊氏と箱根竹下の戦で敗れた年である。五輪塔の多くは武士層により造立されたという。


この五輪塔は菊池で一番古く、火輪の屋根のそりに特色がある。

北福寺五輪塔
北福寺五輪塔
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2010/1/7 16:18 [ 8628hit ] 
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