木柑子石人

県指定文化財<考古> 指定日:昭和50年7月31日


石人は前方後円墳である木柑子古墳後円部の主体付近に立てられ、県下に現存する石人6例のうち現位置に残る唯一のものである。


現況での高さ109cm、肩幅33cm、胸の厚さ23cmで、首から上と右腕を失っており、短甲を着用した立ち姿とみられる。固く荒い凝灰岩を使用しており、現在は頭部を地元の人の手により接着してある。腰はくびれ、左手を腰にあて指の表現も施してあり、6本指のようにも見える。この石人は、古墳時代後期の墳墓守護のためのものと考えられる。


平成9年9月、県営圃場整備事業に伴う発掘調査で近くの古墳から4体の石人と馬具・鉄鏃などが出土した。木柑子石人との関係を知る上で今後の研究に貴重な資料になると考えられる。同時期の岩戸山古墳(福岡)との関係も興味深いものである。

木柑子石人
木柑子石人
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2009/12/29 14:14 [ 7295hit ] 
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