一寸榎

市指定文化財<天然記念物> 指定日:昭和49年6月28日


稗方にある一寸榎は、幹囲5m、樹高15mに及ぶ巨木であって、延元3(1338)年に少武頼尚が肥後に攻め入り、稗方原で菊池勢と対戦した際の戦死者を葬った場所に植えられたと伝えられている。樹齢は約600年を越すものと思われる。現在は平成11年の台風18号によって上部がほとんど折れて、高さは5m程になっている。また腐朽防止の為に枝の一部が銅板で覆われている。


榎はニレ科の落葉高木で、関東以南の暖地に多く、直径1〜3m、高さ10〜20mに達する。樹皮は灰色で厚滑、葉は広楕円形である。雌雄同株、初夏に淡黄色の花を開き、花後、球形の小核果を結ぶ。熟せば紅褐色になり、果実は甘く、若葉は飯とともに炊いて食用とすることがあり、樹皮の煎汁は漢方で薬用とし、材は薪炭・器具等に用いる。江戸時代にはが移動の一里塚として植えられた。

一寸榎
一寸榎
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2009/12/28 15:28 [ 7207hit ] 
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